愛、SOUL
「京香ー?
なに突っ立てんのー?」
「み、瑞希~ぃ!
大変な事が起こった!」
あたしは半べそかいて
瑞希のもとへと。
「どうした?
ってか、さっきの
ケバギャル京香の友達?」
「うん!彩って言ってね、
すごい!いい人なの!
って、それどころじゃ
ないんだよ~~~!」
眉をひそめる瑞希に、
あたしは事の顛末を語った。
「えぇッ!いきなり?!」
「だよね~。
いきなりだよね~。」
顔を机に伏せるあたし。
「あの、江里奈かぁ~。
確かにタチ悪いね。」
「うぅぅ~~~。
どうしたらいーの?」