愛、SOUL
ひとりでノンストップで
しゃべっている。
「んでなー、実はそいつが…
あ、ここや。ここ。」
ビシッと指さした建物は
小さいガレージのような所。
「思ったよりは立派ですね。」
「オレの知り合いにちょっと
都合ええヤツがいてな。
はな、入ろか。」
…けっこう緊張するかも。
「失礼します!」
ガガガッと小さいドアを開け、
中に続いて入る。
「みんなー、注目ー!」
「あ、来たみたいだね。」
「健ちゃんおっそーい!」
「あら、かわいい。」