愛、SOUL
「…うん。」
江里奈。ごめんなさい。
あなたはどれだけ傷ついた?
何人の人に誤解されてる?
あたしたちに出来ることが
何もなくて、悔しかった。
小さな事だけど、
彩にこれを伝えた。
すると彩は、
「マジでか…。悪いこと
しちゃってんね。あーしら。
とりあえず、あーしのツレに
ちゃんと言っとくわ。」
といって、
とぼとぼと歩いて行った。
昼休みが終わって、
授業に入ってからも
頭から離れなかった。