愛、SOUL

「あっ待って!」



何?とあたしを
向く直人。



そんなあたしの
愛しき人に、
走り寄ってキスをした。



唇が離れると、
びっくりしている
直人。



「不安にさせてるなら
 ごめんなさい。

 でも、直人が
 わかってるとおり、
 あたしはあの場所が
 必要なの。」




直人がわかってるとおり…





「…俺が不安なとき
 今みたいにキスして
 くれんの?」





んっっ!


「べっ別の方法
 探すよ。」



わははっと笑う直人。




「消えたわ、不安。
 明日も会お。
 じゃーな。」






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