愛、SOUL

「あんたいーの?
 そんな顔してて!
 ホントは性格最悪だって
 ばれちゃうんじゃない?
 じゃ、じゃなくて…。」


ついうっかり嫌みを…。




「?」


眉をひそめて

不思議そうにする田崎直人。








「あの、昨日は…その、
 ごめんなさい!!」



ばっと頭を下げるあたし。

なんか恥ずかしーな。



「あ、じゃ、帰るわ。」



ホントはもっと謝罪文を

考えてたんだけど、

恥ずかしくなって逃げた。



でも、


「スッキリした!」



スキップで教室に入った。






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