愛、SOUL

「責任なんて
 感じなくていい。
 
 一緒に直人を
 待とう。」





泣きながら

こくっと頷いた

篠原ちゃんを、


ずっと見ていた。







なあ、直人。



本当に、お前は

なんで黙って

消えたんだ。



そんなことを

したら、篠原ちゃん

が悲しむって

想像つくだろ?







チャイムが鳴るまで

篠原ちゃんと

しゃべり、教室へ。








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