愛、SOUL
……その前に
あんたの評判最悪になるわ。
つか、怖っ。
「そこをあんたは謝って
自分を謙虚な人と認識させて
〝なんだあいついい性格じゃん〟
と思わせ田崎に自分を好きに
させるという…」
「ちょちょ、ちょっと待て!」
こいつ何??
腹ん中何色??
もしやブラックホール?
きょとんとする瑞希。
まるで〝え、違うの?〟
とでもいいたげな…。
「あ、あのね。
あたしそんなこと考えてないし
考えつかないし!!!」
ただ罪悪感があったから
謝っただけで…。
「はははっ。そーなの?
ウケるほど純粋。」
「べ…別にいーじゃん…。」