愛、SOUL

「なんだお前、不気味なやつ。」



…不気味って言われたのは

君で初めてだよ。




でも目があったことが

恥ずかしくて何も言えなかった。







「あ、ここ。
 送ってくれてありがと。」



こういう時ってホントに

時間過ぎるのはやすぎ…




「ん。じゃぁ、明日。」


「うん。ばいばい。」




後ろを向いて

歩き出した背中。



「……田崎ッ!」



「あ?」





「………っっ。」





なんで呼んでしまったのか。

< 62 / 350 >

この作品をシェア

pagetop