愛、SOUL
泣かせてごめん…!
話したら、絶対
篠原は悲しむ。
話さない方がいい。
でも、受け止めると言った
篠原に、話さなきゃいけないと
強く感じた。
「俺の人生狂ったのは、
母さんが死んだときから。」
やっと口が開いた俺は、
その時を思い出しながら
話し始めた。
中学2年の時、ずっと好きだった
女の子に告白した。
あっちも俺が気になっていた
と言って、俺らは付き合った。
俺は俺の持てる最大の優しさで
彼女に接した。
素でいかなかった理由がある。