イジワルな悪魔
悪魔のKISS
翌日
…ん…朝?…
部屋の窓から眩しいほどの朝日が
差し込んでいる。
まだ眠たい目をこすり、ケータイを
開く。時刻は6時30分。
家から学校までは30分で着くから
まだ余裕がある。
ふと昨日の事を思い出す。
「今日から俺の奴隷な?」
相田くんの企んだあの笑顔…
頭から離れない。
嫌だ。学校に行きたくない!
だって学校にはあの悪魔の相田くんがいるんだよ?!
何されるか分かんないし!!
しかも隣の席って…
めちゃくちゃ危ないじゃん!
どうか時間が止まりますように‼
そう思っても、時間は待ってはくれなくて…