イジワルな悪魔
「じゃあ、そろそろ飯食いに行くか」
「うん!お腹空いた〜」
何たって半日動き回ったからね!
「だなー。亜柚ちゃん、ラーメン屋まで案内してくれる?」
「うん、良いよ!」
博物館からラーメン屋まではそんなに遠くはなかった。
店内には沖縄っぽいシーサーの置物やハイビスカスなどが飾られていて、すごくきれいなお店だった。
「あ、思ってたより結構メニューあるんだね!」
「ほんとだ!どれにしようか迷う〜!」
亜柚、目がキラキラしてるし(笑)
結局あたし達は、この店のおすすめのラーメンを食べる事にした。
出来たてのラーメンはすごく美味しくてあっという間に完食してしまった。
冬夜と修二くんも満足そうだし。
それから、亜柚の提案で午後からは4人で海に行こうという事になり、一度旅館に戻ることにした。