夜空




何もなかったように

私は列に並ぶ。


「ねぇ」


「ねぇってば!!」


「何??」


イヤホンを片方はずす。


それにしても

話しかけてきたのは

2年のセンパイだった。

「いやいや、俺一応先輩なんだけどw」

「先輩、それだけですか??」

「そうじゃなくてね、君と仲良くなりたいんだ」

「は??」

「いやいや、は??はなでしょーwww」

「......」


なんだこいつ←


「おいおい、隼人ー」

「今、むりー」

「誰とはなしてんのー??」

「さっき、先公に怒られてた1年の珠洲ちゃん(*`ω´*) 」

「え??まじで??」

「うん(*`ω´*) 」

「まじかー」

「ねっ、珠洲チャン(*`ω´*) 」

「.........」


イヤホンを耳に戻す。

くだらない内容に付き合いきれない。





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