アンブレラ☂

「私もだよ…っ。雷希///」



そう言って落としてしまった傘の


取っ手を取り、背中の後ろで持って、

続けて願いを傘に込めた。



『雷希とkissしたい…。』



そう願った途端、私の唇は雷希に

よって奪われた。



お互いが見つめ合い、真っ赤な顔を隠さず

笑う。これが両想いなんだって思った。



ドキドキしてたまらない…。


こんなの初めてだ!!



この傘、もっと使いたいっ…!!
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