アンブレラ☂

すると、秋と皐月は


「ほんと…失礼にも程がありますわ!!」



「夕陽様にあの口の聞き方は許せません。」



と言って少し気にくわない顔をしていた。


私は2人に『もういいのよ』と

言って軽く笑った。



すると、秋も皐月も私の方を見て

軽く会釈して、私の少し後ろを歩いた。



彼女達が私にベッタリなのには訳がある。



私達、西城の名の下によって経営


されているこの学校は私の物と


言っても過言ではないだろう。
< 37 / 116 >

この作品をシェア

pagetop