アンブレラ☂
そして、時間は流れて
授業は終わり放課後となった。
私は1人で自分のロッカーを開けて、
驚いてしまった。
中に一本の赤い傘と赤い封筒の
手紙が入っていたのだ。
「もしかして…良い物ってこれの事!?」
私は少し怪しげに思ったが、その傘を
手にした瞬間に強い雨が降ってきのに
気づき、少しハッとした。
「雨森さん…、私に雨の元で歩いて気持ちを豊かにしろとでも言いたいのかしら!?」
私は少し腹が立ちながらも
校門を傘をさして出ていく。