籠の中
時間のある変化
  この日この時をもって無職になった。それが僕の定めなのだろうか。あてもなく道を歩く。幽霊のように徘徊する。日中から煙草をふかしながら遠くを見つめてる者たちが多数いた。彼らも僕と同じ境遇なのだろうか。少なからず時間的に追われていないところを見るとそうなのだろう。
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