籠の中
 僕という人間を思い返したとき、ときたまこういうことがある。原付バイクに乗ろうとしたときも後輪がパンクし、自動車に乗ろうとしてエンジンをかけ発信したときも、凸凹道を走ってるようだった。車を降りて確認してみると後輪二つがパンクしていた。それ以来直すのも、めんどくさくなり、ホンダのオデッセイは売りに出した。後輪に呪われてるのだろうか。僕は後輪に対して何かしたのであろうか。後輪にも意志があって常に僕の行いだとか、仕事ぶりをチェックしているのだろうか。そうとしか考えられないぐらい僕は後輪と少なからずご縁がない。
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