君への一言を…

『あっ!
違うや…

"変態"吸血鬼さんでしたね…』

わざと変態を強調していってみる。

「変態とは、聞き捨てならんな!!

俺は、お前を迎えに来たんだ!?
毎日毎日、お前のあとをつけ、
そして、何時が都合合うかを考えた、

優しい吸血鬼だ!!」

…こいつ、徹底的に決定的な発言したよ…

"お前のあとをつけ"って

燐「やっぱり変態じゃん?

桃ねぇのあとをつけたって
ある意味ストーカーのする行為でしょ?」

そうだ!!
燐鬼の言う通りだ!?

『第一。
私、あなたのこと知らないのに、
花嫁に迎えられても困るんだけど…』

迎えに来たってお前、
何様だよ!?

 人にものを申す時は、
上から言うか!?普通!?

「嗚呼…
俺の名前は、
 カノザ・ブラッディズ・シメラン

要するに、吸血鬼の王だな…
妖魔のなかを統べるぬらりひょんにも匹敵し、
そして幾万もの妖魔を食らいてきた…
気軽にカノザと呼んでくれ♪

んで、
好きなものは血で、嫌いなものは直射日光。
好きなタイプは…」

何か、いきなり語りだした!?

まぁ"ぬらりひょんに匹敵"ね…

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