となりのアイツ

「もっさん──セクハラやあ─」

一人の男の子が席から立ち笑いながら言い始めた。

「もっさん最悪─奥さんがいるってんのに他の子に見とれちゃって」

今度は女の子が言い始めて…さっきまで静かだったクラスはどこえやら。
先生もその話で盛り上がっていてみんなが笑っていった。

このクラスいいかもね…

「じゃあもう１回。ごめんｎ??こんなうるさいクラスで」

苦笑いしながら私に言った。



「いや…とても楽しそうでいいよ」

とこたえるとまたさっきの男の子が席を立った。


「そうだぞ!!もっさんうるさいはねーだろう!!ひでーな!!」

その男の子の一言でブハをみんなが笑う。


そんなこんなで無事自己紹介は終わりたくさんお友達ができてさっそくメアドなど教えあっこした。


そんなこんで楽しい中あっという間に昼ご飯になった。


私の新しい友達は３人できた。

とても元気でちょっと天然が唯(ゆい)


眼鏡が合うちょっとおとなしめの美緒(みお)


めっちゃ美女でサバサバしたスポーツけいなのが瞳(ひとみ)

もちろん昼メシも同じ♪弁当を忘れたのでこの学校には売店があるのでそこで昼メシを買った。


弁当を食べる時間も話は終わらなくて急に噂の話をしていた。

もっさんは実は親バカとか隣のクラスのB君はAちゃんが好きとか…そんな中、唯が口を開いた。


「やっぱり…男の子というとアイツやね──」

と意味ありげな言い方をした

うんうんとニコニコしながら美緒も瞳も言う。


なにが…アイツなの??