ね、先輩。
頬が熱を持っているからか、その手がやけに冷たく感じた。でも今の私にはそれがひんやりとして気持ちがいい。


「先輩」


そう言って彼が顔を覗き込んできたと思ったら、そのまま一気に距離を詰めて――


「んっ」


唇を重ねてきた。それと同時に腕を腰に回してグイッと引き寄せるから、身体が彼と密着してお腹の辺りがジンッと疼くのを感じる。

そうなってしまったらもう理性なんてどこにもなくて、そのまま彼に全てを預けてしまっていた。





fin.
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