彼女の愛すべきドビュッシー
「ごめん、ありあちゃん!!」

「先生遅いよ、

 もお帰ってもいいですか?

 そのかわり明日来ます。」

「あ、

 本当に?

 そうしてもらえると助かるわ。」

「はーい、

 じゃあ、また明日。」

「あ、これ、

 クッキーもらったから、

 ありあちゃんの分、

 本当にごめんね。」

「大丈夫ですって。

 じゃ。」

そういってありあちゃんは

帰って行った。
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