君のためのホームラン

俺はいつものように
親友の琉衣と一緒にお昼を
食べるために食堂に行く。

「やっべー。
腹減って死にそう。
俺、オムライス食いたい。」

…。
1時間目から4時間目まで
夢の中だったやつがよく言うよ。

琉衣のことは軽く流し
俺はカツ丼を注文していつもの
席へと座る。



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