君のためのホームラン


2年になって最初のテストが
近い俺らは化学の話をしていた。


「…‼︎」
俺は飲んでた水をそのまま
琉衣に吹きかけるかと思った。

目の前にはどこかで
見かけたことがある可愛らしい
女の子が立っていたから。

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