君のためのホームラン


あたしはその時がきたんだ。
と考えながら、急いで準備をした。



ーピンポーン



あっ、優里香来ちゃった!
急がなきゃ…




「麗愛?まだー?
入学式遅刻するよー?」



「いま行くー!」

今日1番の大きな声で返事を
して鍵を確認して家を出た。



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