初恋




私は観覧車から降りた



「もう帰ろうか」



「うん」



分からない・・・・



この気持ちをどうしたらいいのか分からない



誰にも相談出来ない



「彰子ちゃん、起きて」



「え・・」



私・・・寝ちゃってた




目の前には隼人さんの顔・・・



好き・・・



まだ眠ってたい



隼人さんとまだ一緒にいたい



ダメって分かってるのに



「大丈夫?すごく寝てたけど」



「大丈夫、ごめん」



「ううん、別に寝てもいいんだけど」




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