初恋




少し経つと男の人が入って来た



どう見ても同級生っぽい人達



全然タイプいない



私・・・もう隼人さんしか無理




もう無理かもしれない



隼人さんがいい



昨日のデートが頭を離れない



全部覚えてる



隼人さん・・・よく笑ってた



すごく愛おしく見えて



もっと隼人さんと笑いたいって思った



「ねえ聞いてる?」



前の席に座っている男の子が言った



「え?うん聞いてるよ」



そういえば、前の席の高原君と話してたんだった



「それでさ、そいつが俺にため口してくるんだぜ、ありえねーよな」



はーどうでもいい



「うん、本当」



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