理想の彼氏
第八章
翌朝、陸と一緒に学校へ行き、校門で分かれる。
そして教室に行くと夏実が来た。
「佳夜、おはよう。」
「おはよう、夏実。」
「昨日のサイト、やってみたんだけど・・・。」
夏実がためらいながら言う。
「彼氏が・・・」
夏実が言おうとしたその瞬間、
「え!?千佐、彼氏出来たの!?」
千佐の周りの女子が大声を出す。
「まだ出来てないけどね、今は途中。」
千佐がニヤけて言う。