理想の彼氏
みんなよくわからない恐怖に襲われてる。
私もこわい・・・。
平然と、涼しそうな顔をしている鈴木さん。
と、その時事務の先生が、
「鈴木、ちょっと来い。」
と鈴木さんを呼んだ。
「はい。」
と鈴木さんが行く。
鈴木さんが教室を出て行った瞬間、一気にみんなの恐怖感がなくなった。
「何なの、あいつ。」
「マジでうざい。」
「偉そうにさ。」
みんな口々に言う。
「でも、先生にすっごく感謝だよね。」
「本当。niceタイミングだよね~。」
それは本当に共感する。
その時、先生が来た。
「みんな座れ~。HR始めるぞ~。」
みんなガタガタと座る。