理想の彼氏



みんなよくわからない恐怖に襲われてる。


私もこわい・・・。


平然と、涼しそうな顔をしている鈴木さん。


と、その時事務の先生が、


「鈴木、ちょっと来い。」


と鈴木さんを呼んだ。


「はい。」


と鈴木さんが行く。


鈴木さんが教室を出て行った瞬間、一気にみんなの恐怖感がなくなった。


「何なの、あいつ。」


「マジでうざい。」


「偉そうにさ。」


みんな口々に言う。


「でも、先生にすっごく感謝だよね。」


「本当。niceタイミングだよね~。」


それは本当に共感する。


その時、先生が来た。


「みんな座れ~。HR始めるぞ~。」


みんなガタガタと座る。



< 36 / 65 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop