理想の彼氏
小学生の時に習ったこと、全然使えないよ。
そうだ!
誰かに電話すればいいんだ!
私は慌ててケータイを探す。
しかし・・・ない!
ケータイがない!
「フッ、もしかして、ケータイを探してる?」
陸が不敵な笑みをうかべる。
「お探しのものはここにちゃんと
ありますよ。」
陸は自分のポケットから私の
ケータイを出す。
「返して!!」
「やなこった~。
あっ、でも、いうこと聞いてくれたら
考えよっかな~」