背伸び恋愛日記
「あの…はい。
けっこう頻繁に出てきています…。」
「ははっ。
まあ毎日活動してるからな。
土日以外は出てくるだろうよ。
つまらない日記にしてしまって悪かったな。」
笑うその瞳や口元に虜になる。
ついつい顔が赤くなってしまって、
にへらっと笑ってしまった。
「つまらなくなんてないですよ~。
会長さんのおかげで…その…
とってもきらきらした日記になっています!!」
会長さんは少し驚いた顔をすると、
また微笑んだ。
ぎこちない空気がぽかぽかした空気になる瞬間が、
あたしはだいすきです。