背伸び恋愛日記

「はいはい、ちゃんと説明しましょうねー。」



そしてその二人の横に、
ぴっちりとしたスーツを着こなす美女。

口元のセクシー黒子がなんとも似合っています…。

華のある三人がいることによって、
ほかの部に比べて静かなのにもかかわらず集まってきている人は多かった。



「あんた名前は？」


明るい髪の男があたしに尋ねる。


急にまじめな顔をされたからビクッとしてうつむいてしまった。

というか目が合ってしまって…
直視ができない。



「お前は失礼なんだよ。
まずはこっちが名乗るべきだろう。」


そう言って立ち上がったのは、
メガネの美男子だった。