いろんな国へ…。
すると、中にはキャンディの形の時計が壁にかかっており、ドーナツのテーブル、クッキーのチェアが置いてあった。
そして、やはり、階段が家にあった。

『早く行くならば行きたまえ!!』

ジンジャーマンは言った。
マリアは


『いろいろ楽しませてくれてありがとう!ジンジャークッキー、…いや、ジンジャーマンとしゃべったのは生まれてはじめてよ!』


とマリアはお礼の言葉をいい、ジンジャーマンとお別れした。

そしてマリアは階段をすばやくのぼり、違う国へたどり着いた。
そこはいつものように明るくはなく、真っ暗だった…。
マリアは不思議に思いながら一歩踏み出した。
その瞬間、

『きゃーーー!』

下へ下へ下へ…。
どんどんとマリアは落ちていった。
しかし、マリアは暗闇と空中にいる自分に恐怖でたまらなかった。
そして、何分か経つと、ようやく地上へたどり着いた。


『ぱさり…。』


何かにマリアはうまった感じがした。

『何だろう…。』

すると、マリアはようやく落ちついた。

いや、また安心ではない。
いきなり明るい光がさしこんできて、上から

『ぱさり』

と音をたてて、何かがおちてきた。
マリアは何かきになり、すばやく光がさしこんでいる時にその紙みたいのを見た。
それはお手紙…。
回りにあるのも全部お手紙…。


そう、マリアは郵便ポストの中にいたのだ!
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