意地悪なあいつ(おまけ執筆完了)

それに追い討ちをかけるように


『真っ赤……』


なんて指摘してきて


『は、はぁ!?う、るせぇよ。見んなぼけ』


なんて悪態をついてしまう。


口悪いなんて呟く高城。


『知らね。意味わかんね…反則だろ…』


腕で顔を隠して
見られないようにする俺。


ほんと、反則。

そんな顔して笑うとか…


このまま押されてたまるか。

俺は腰をあげイスをギリギリまで
近づけた。


勿論、高城はすぐに真っ赤。

そしてとどめ。


『だから言ってんじゃん、お前、可愛すぎなん だよ…』



必死の言葉だったりするけど
俺、演技派だから。



『へ…?な、なにそれ』



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