意地悪なあいつ(おまけ執筆完了)



その日の放課後。
いつものように駅まで水原と帰り
バイバイして待ってた椎苗と
女の子が言ってたコンビニへと向かう。




『椎苗……やっぱ人違いだよ』



一時間、水原の姿は現れなくて
そう椎苗に言う。


もう怯えながら見てたくないって
気持ちもあるから。


『そーだね。信じなきゃね。』


『うん』



そう頷いた私。


帰ろうと駅へと向かうとき



『水原………?』


隣の椎苗からそう聞こえた。

振りかえってコンビニへと視線を戻す。


『うそ…………』



そこには

コンビニへと女の子と仲良く話ながら
入っていく水原の姿があった。


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