意地悪なあいつ(おまけ執筆完了)
『ん?あぁ…わかんねぇ』
『ん…そっか。まぁ聖愛ちゃんの気持ち受け止めてやれよ?なっ』
そう言って
肩に手を置く沢松。
なんか俺だけがわかってないみたいな感じて
少しムッ途してしまったが
そこはわかってないのが事実だから
飲み込んだ。
ひと通り歩いた俺らはレストランへ。
俺も初めて来たが
こんなディズニー仕様のご飯まで
あるのかと感心する。
『ねっ、見て聖。これ可愛い!』
『え?あ、あぁだな』
びっくりした。
いきなり普通に話しかけられ
戸惑ってしまった。
聖愛も言ったあと少し、
あっ
という表情をしてうつむく。
そんな極端に変わられると
さすがにショックだなぁ俺。
『で、でしょ』
そう言ってまた無言になってしまう。
それでもなんとか遊びまわり
いよいよ夜のパレード。
俺の心はもうドキドキだ。