意地悪なあいつ(おまけ執筆完了)
次の日もその次の日も
俺はどうやっていじめてやろうか
考えてた。
でもたまに、
押さえきれなくなるときがある。
高城の声が俺の全身を
刺激するときがある。
高城のくせに。
『ねぇ水原?……お願いがあるの』
目の前で目をうるうるさせて
そう上目使いでみてくる高城。
こういうの、
俺は冷静を保つの大変なんだけど。
『な、なんだよ 』
『…しえて…?』
『は?』
『勉強…教えて?』