意地悪なあいつ(おまけ執筆完了)
コンコン…
『聖愛、大丈夫?でておいで』
ノックと共に聞こえる椎苗の声。
ドアを開けた瞬間
椎苗の顔が悲しげで私は涙が
止まらなかった。
『しっ…ぃなぁ~…っぅぅ…』
『聞くから、ね?大丈夫』
そう言って保健室に行って訳を話し
一時間特別にいさせてくれた。
先生は会議の為いなくなって
椎苗と二人になった。
椎苗は昨日のこととさっきのこと
ゆっくり聞いてくれて
徐々に落ち着いてきた私。
『そっか…でも、水原がそんなこと思ってるとは思えないな』
『だって、忘れてくれって』
『ほんとに?なんか間違いとか。』
あり得ない
この耳ではっきり聞いたもん。