momo's BAR
「めぐ起きて」
………
反応がない。
「めぇぐ〜!」
耳元で叫んでみたけどやっぱりぴくりともしない。
仕方ない。
この手は使いたくないんだけど…
「早く起きないとケーキ全部食べちゃうからねっ」
ピクッ
「ケーキ…莓モンブランッッ」
ガバっと音とともに勢い良く起き上がるめぐちゃん。
「てめぇ!この野郎!アタシのモンブランををぅっ!」
「っっ…」
痛い苦しい!
本気で首を絞めてくるめぐの腕を必死にパンパン叩いて逃げようとするけど、すごい馬鹿力で…
殺される…
「あ、ある…ちゃ…んと…ある、からァ…」
「はぁ、はぁ…」
「あれ?優子じゃん。来てたんだぁ♪」
…………
やっと解放された私はそっとめぐから離れて距離を取った。
はぁ…
まじめに危ないところだった。
すごい食い意地だねぇ……
「もうももこさん準備してるよ!早く起きてお花屋さん行ってきてね!」
「あぁ、そうだったぁ〜。」
「ももこさんに見つからないように気を付けてね!」
ふぅ。
話し終えると私はそそくさとめぐの部屋を出た。
あっ!紹介が遅れました!
さっきの子はめぐちゃん。ももこさんの娘で私の幼なじみなんです!
めちゃめちゃ美人なんだけど、性格にちょっと難点が…食い意地が張ってるんです
食物のことになるともうすごくて…
さっきみたいになっちゃうんです…
小さい頃からだからもう慣れっこだけど。
さて、私は引き続きももこさんのお手伝いをした。
15人くらい呼んであったけど、時間前には全員揃ったのでパーティを始めた。
最初にももこさんから挨拶があって、その後めぐがこっそり買ってきた花束を渡した。
ももこさんは綺麗に泣いていた。
ももこさんが作ってくれた料理をみんなでおいしいねと言いながら食べて、時間が10時過ぎたところでお開きに。
みんな名残惜しそうに帰っていった。
私も淋しくなったけど、明日は新しいお店のオープン日だ!
淋しく余韻に浸っている時間はない。
明日も手伝わなくちゃ―――
………
反応がない。
「めぇぐ〜!」
耳元で叫んでみたけどやっぱりぴくりともしない。
仕方ない。
この手は使いたくないんだけど…
「早く起きないとケーキ全部食べちゃうからねっ」
ピクッ
「ケーキ…莓モンブランッッ」
ガバっと音とともに勢い良く起き上がるめぐちゃん。
「てめぇ!この野郎!アタシのモンブランををぅっ!」
「っっ…」
痛い苦しい!
本気で首を絞めてくるめぐの腕を必死にパンパン叩いて逃げようとするけど、すごい馬鹿力で…
殺される…
「あ、ある…ちゃ…んと…ある、からァ…」
「はぁ、はぁ…」
「あれ?優子じゃん。来てたんだぁ♪」
…………
やっと解放された私はそっとめぐから離れて距離を取った。
はぁ…
まじめに危ないところだった。
すごい食い意地だねぇ……
「もうももこさん準備してるよ!早く起きてお花屋さん行ってきてね!」
「あぁ、そうだったぁ〜。」
「ももこさんに見つからないように気を付けてね!」
ふぅ。
話し終えると私はそそくさとめぐの部屋を出た。
あっ!紹介が遅れました!
さっきの子はめぐちゃん。ももこさんの娘で私の幼なじみなんです!
めちゃめちゃ美人なんだけど、性格にちょっと難点が…食い意地が張ってるんです
食物のことになるともうすごくて…
さっきみたいになっちゃうんです…
小さい頃からだからもう慣れっこだけど。
さて、私は引き続きももこさんのお手伝いをした。
15人くらい呼んであったけど、時間前には全員揃ったのでパーティを始めた。
最初にももこさんから挨拶があって、その後めぐがこっそり買ってきた花束を渡した。
ももこさんは綺麗に泣いていた。
ももこさんが作ってくれた料理をみんなでおいしいねと言いながら食べて、時間が10時過ぎたところでお開きに。
みんな名残惜しそうに帰っていった。
私も淋しくなったけど、明日は新しいお店のオープン日だ!
淋しく余韻に浸っている時間はない。
明日も手伝わなくちゃ―――