天使の声を…
「待って!じゃあせめてお母様を使うのをやめて、私を使って!」


突然アリアが言い、ヒアトルの所へ歩き出す。


「アリア!」


「…アリア…か、まあいいだろう」


ヒアトルはリナールを床へ落とし、アリアを張りつける。


「アリア!」


リナールが張りつけられた娘の姿を見る。


「お母様…心配ないわ」


アリアはゆっくり目をつぶる。



「リナールさん…」


エーゼルはリナールのもとへ行き、ひとまずヒアトルから離れさせる。


「ククク…」


ヒアトルは片手を上に上げる。



「いやぁぁぁぁぁぁ!!」


するとアリアの体にものすごい痛みを感じ、アリアは悲鳴を上げる。


アリアのまわりは稲妻のようなものが何度も交差している。


「いやぁぁぁ!!あああああああああ!」


絶え間なくアリアは悲鳴を上げる。


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