天使の声を…
「気持ちは分かるけれど…あなたの力じゃ危険すぎるわ」


「…ユリナ…」


「大丈夫!絶対…」


「…分かった…でも俺達から離れるなよ」


腕を組みながらアイレンはミカに言った。


「うん!」









「すげぇ…本当にドームみたいなのがある」


ミラトを出て、ダーキャスがいると言われるドームを見つけたアイレン達。


「入ろ、ダーキャス見つけて、これ以上被害を与えないようにしよう」


ニコラが小刀を取りだし、扉を開く。



「ああ…行こう」





中は迷路のように同じような部屋がいくつもあり、部屋には同じ扉が4つもあるから道が分からなくなる。


「なあ、ここさっきも通らなかった?」


「違うんじゃないかしら?」


「あたしもう疲れたよ…」


3人が騒いでるとエーゼルは適当にまた扉を開ける。

「ん?…ここ…今までのと…違う…」


「あ!本当だ!エーゼル、あんたすごいねぇ!こんなあんたでも、できる時はできるんだねぇ…」


ニコラがエーゼルの横に立ち、彼に言った。


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