天使の声を…
「うるせぇ、俺をなめんな」

「あっそ」


―エーゼルって素敵だな…―


ミカは心の中でそんなことを考えていた。


「アイレン!」


突然その部屋に入るアイレンにユリナは手を伸ばす。


が…



ウーーー!


「やべ!見つかったか?」


「逃げよう!近くに隠れる所あるって!」





ニコラの言ったとおり、近くの部屋に逃げ込んだアイレン達。


「この部屋…なんかある…」

エーゼルがある大きな機械に触れようとする。


「そこまでだ!」


「?!」


突然鎧を着た男達が剣を構えてアイレン達を囲む。


「く…囲まれた!」


「んなこと言ってる暇あったら戦え!」










「ダメ!これじゃいくら戦ってもきりがないよ!」


「これまでだな」


「ぅ…!」


突然頭に強い衝撃を受け、アイレンは気が遠くなる。


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