天使の声を…
「魔王…?ちゃんと様くらいつけたらどうなのよ!…まあそれは置いといて、ダーキャスに勝ったことはすごいわ、おめでとう…」


メギャンヌはアイレン達に拍手をし、そして続けて言う。


「でも、今度は私が相手よ…今度こそ…死んでもらう!!」


「やべ!来るぞ!」


アイレンは剣を引き抜き、構えたと同時に後ろでエーゼルが術を発動する。


「行け!!」


すると、メギャンヌの周りに巨大な鳥かごのような檻ができ、メギャンヌは閉じ込められる。


「何?何が起きたの?!」



「おお…エーゼル…すごいな」


「なんか奴が敵ってことは把握できたから、こいつがかかってくる前にあらかじめ術を唱えてたのさ」


「ちょっと出してよ!ねぇ!」


メギャンヌが檻を壊そうとしても、びくともしない。

「あばよ、綺麗な姉ちゃん」

「お願い…出して…」


メギャンヌは座り込む。


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