天使の声を…
「よし!調べるか!」


教会の奥にあった資料室にはドッサリといくつもの本があった。


「なあなあアイレン〜暇だ〜」


ただ待ってるだけのエーゼルはアイレンにのし掛かるがアイレンは何事もないように本棚から一冊の本を取り出す。


「なんだ?この本」


「知らない…でも面白そうだから読んでみようと…」

「天界と人間界…そっか、お前天界人なんだっけっか…」


「そう…なんかイマイチ分からないんだ、この世界がどうなってるか」


「そうか…ここ資料室だからなぁ…なんかいい本ないかなぁ…」


「お前が言ういい本って…なんだ?」


「決まってんだろ?かわいい女の子いっぱいのってる本さ!」


「…あ…そう」


アイレンは少し呆れながらも本を黙々と読み始める。

「チッつまんねぇの……」


エーゼルは椅子に座り、じっとしてるが次第に眠くなり、結局寝てしまった。


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