コバルトブルーの恋

「じゃ、ショッピングに行こっか?」
うん、と頷く。

子供の頃よく来たこのショッピング。
「初めてのデートなの…。」

小さい声で、一応報告。

「まじ?」

うん。

「…ね、憂君。何買う?」

何買うか決めてなかった事に気づく。

「よし、腹減った。昼飯食べよ!」
「うん、私…お好み焼きが食べたい。」

「ん!? お好み焼き?」

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