コバルトブルーの恋

「ありがとございましたっっ(ぺこり)」

また、憂君にかってもらった。
大丈夫、って言ったのに。

私の手の中にあるりんごのネックレス。
そして、クリーム色の紙袋に入ってる
フリルワンピとカーでガン。

「つけてあげる★」
憂君が私の手の中からネックレスを受け取ると
私の後ろに周り、首に手を回した。

肌に触れる、チェーンの冷たい感触
憂君の香水の匂い
首筋に当たる、憂君の鼻息。

「ありがとう…。」
揺れてる、りんご。
そして、
     私の気持ち

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