好きになっちゃっていいですか?
「俺ら別れよう?」

それは紛れもない周君の声だった。

体が凍りついた

「家内さん?
急いでどうしたんですか?」

先生が入ってきたけどそんな事に構う余裕がなかった。

「なんで?」

愛奈ちゃんと周君の会話は続く

「お前も分かってるだろ?
その…俺が…」

「もものが好きだってこと?」

愛奈ちゃんの冷静な声がかえって怖かった
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