好きになっちゃっていいですか?
お昼は中庭で周君とお弁当。

私は先生の事を考えてたら周君の話になかなか返せなかった。

「来てくれてありがとう」

「…あぁうん大丈夫だよ」

「…もものちゃんさ、
今あいつの事考えるだろ?」

「え?」

「山本の事考えてるんだろ?」

「そんなこと…」

「だって俺も愛奈と居る時そんな感じだったし」

「…」

何も言えなかった。

「もういーや」

「?」

「もものちゃん山本一筋みたいだし、
もういいよ。
こういうの止めよう。」

「周く…」

「その代わりあいつに想い伝えなかったら許さねーからな」

周君は笑いながら教室に帰って行った。

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