好きになっちゃっていいですか?

Promise…

「…家内さん?」

「この前はすいませんでした。」

「いや、あれは僕が口出したからいけなかったんですよ
生徒の恋愛事情なんかに首を突っ込むから…」

言わなくちゃ。
言わなくちゃ。
言わなくちゃ。

なかなか声がでてこない。

「あの!私先生の事…「もうそろそろ夏休みですね」

「へ?」

「夏休みになると家内さんの質問も無くなると思うと寂しいです。」

「…私もめっちゃ寂しいです。
…先生にあえなくなると思うと涙がでてきそうです」

そう言いながらも私は泣いていた。

「か、家内さん?」

「先生に毎日会いたいです。
ずっと一緒に居たいです。」

「家内さん止めて下さい!」

「止めません!
だって私…




先生が好きだから



本当に大好きだから。」





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