キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ




「婚約が決まったのは中学3年の頃だった。
正直最初は、何で俺なんだって疑問だった。
でも、その人の性格とか段々知っていく内に
気になって気付いたときには好きになってた」

そして、急に私の手をとり握りしめた。

「似てるんだ。風咲が、その人に…………」

「私に?」

「その人は、日本の天皇の一族と言っても
過言ではないほどの超お嬢様だった。」

「・・・そぅ、なんだ?」

そして、次の瞬間
麻乃雲君は私に爆弾発言をした。
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