キミに捧げる温もりは愛と呼ぶ




麻乃雲君の部屋は
アンティークっぽくて、
部屋も綺麗に片付けられていてすっごく素敵!
愁也とはまた別の安心感が広がっている。

「ごめんな、散らかってて。
適当にソファーにでも座って?」

「うん」

私は一人ソファーの端にちょこんと座った。
ソファー自体は、6.7人は余裕でいけそうな
黒をベースとしたコーナーソファー。

そういえば、愁也以外の
男の子の家に入るのって初めてかも。
良く家に来ては、
ご飯やスイーツ、作ってあげたっけ?(笑)

自然と昔の事を思い出して
ふと、気が付くと笑みがこぼれていた。
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